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翻訳【18】

束縛するものの経

「比丘たちよ、十のものがあります。これらの束縛するものです。どのようなものが、十のものなのですか。五つの下なる域に束縛するもの五下分結:人を欲界に束縛する五つの煩悩)であり、五つの上なる域に束縛するもの五上分結:人を色界と無色界に束縛する五つの煩悩)です。どのようなものが、五つの下なる域に束縛するものなのですか。(1)身体を有するという見解有身見であり、(2)疑惑〔の思い〕であり、(3)戒や掟への偏執戒禁取であり、(4)欲望〔の対象〕にたいする欲〔の思い〕欲貪であり、(5)憎悪〔の思い〕瞋恚です。これらの五つの下なる域に束縛するものがあります。

どのようなものが、五つの上なる域に束縛するものなのですか。(6)形態にたいする貪り〔の思い〕色貪であり、(7)形態なきものにたいする貪り〔の思い〕無色貪であり、(8)〔我想の〕思量であり、(9)〔心の〕高揚掉挙であり、(10)無明です。これらの五つの上なる域に束縛するものがあります。比丘たちよ、まさに、これらの十の束縛するものがあります」と。〔以上が〕第三となる。

注釈【0】