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翻訳【15】

行為の因縁の経

(1)比丘たちよ、わたしは、命あるものを殺すことをもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(2)比丘たちよ、わたしは、与えられていないものを取ることをもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(3)比丘たちよ、わたしは、諸々の欲望〔の対象〕にたいする誤った行ないをもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(4)比丘たちよ、わたしは、虚偽を説くことをもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(5)比丘たちよ、わたしは、中傷の言葉をもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(6)比丘たちよ、わたしは、粗暴な言葉をもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(7)比丘たちよ、わたしは、雑駁な虚論をもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(8)比丘たちよ、わたしは、強欲〔の思い〕をもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(9)比丘たちよ、わたしは、憎悪〔の思い〕をもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。

(10)比丘たちよ、わたしは、誤った見解をもまた、三種類のものとして説きます。貪欲を因とするものとしてもまた、憤怒を因とするものとしてもまた、迷妄を因とするものとしてもまた。比丘たちよ、かくのごとく、まさに、貪欲は、行為の因縁と発生となり、憤怒は、行為の因縁と発生となり、迷妄は、行為の因縁と発生となります。貪欲の滅尽あることから、行為の因縁の消滅があり、憤怒の滅尽あることから、行為の因縁の消滅があり、迷妄の滅尽あることから、行為の因縁の消滅があります」と。〔以上が〕第八となる。

注釈【0】