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翻訳【14】

善きものの経

「比丘たちよ、では、善きものを、そして、善からざるものを、あなたたちに説示しましょう。それを聞きなさい。善くしっかりと、意を為しなさい。〔では〕語ります」と。「尊き方よ、わかりました」と、まさに、それらの比丘たちは、世尊に答えました。世尊は、こう言いました。

「比丘たちよ、では、どのようなものが、善からざるものなのですか。(1)命あるものを殺すことであり、(2)与えられていないものを取ることであり、(3)諸々の欲望〔の対象〕にたいする誤った行ないであり、(4)虚偽を説くことであり、(5)中傷の言葉であり、(6)粗暴な言葉であり、(7)雑駁な虚論ある者として〔世に〕有り、(8)強欲〔の思い〕であり、(9)憎悪〔の思い〕であり、(10)誤った見解です。比丘たちよ、これは、善からざるものと説かれます。

比丘たちよ、では、どのようなものが、善きものなのですか。(1)命あるものを殺すことから離れている〔生き方〕であり、(2)与えられていないものを取ることから離れている〔生き方〕であり、(3)諸々の欲望〔の対象〕にたいする誤った行ないから離れている〔生き方〕であり、(4)虚偽を説くことから離れている〔生き方〕であり、(5)中傷の言葉から離れている〔生き方〕であり、(6)粗暴な言葉から離れている〔生き方〕であり、(7)雑駁な虚論から離れている〔生き方〕であり、(8)強欲〔の思い〕なき〔生き方〕であり、(9)憎悪〔の思い〕なき〔生き方〕であり、(10)正しい見解です。比丘たちよ、これは、善きものと説かれます」と。〔以上が〕第一となる。

注釈【0】