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翻訳【15】

第二の機縁の経

そこで、まさに、尊者サーリプッタは、比丘たちに告げました。「友よ、(1)劣戒の者にとって、戒が衰滅した者にとって、(2)後悔なくあることは、機縁を欠くものと成ります。後悔なくあることが存していないとき、後悔なくあることが衰滅した者にとって……略……(10)解脱の知見は、機縁を欠くものと成ります。友よ、それは、たとえば、また、枝と葉が衰滅した木のようなものです。その〔木〕の、外皮もまた円満成就に赴かず、樹皮もまた……軟材もまた……硬材もまた円満成就に赴きません。友よ、まさしく、このように、まさに、劣戒の者にとって、戒が衰滅した者にとって、後悔なくあることは、機縁を欠くものと成ります。後悔なくあることが存していないとき、後悔なくあることが衰滅した者にとって……略……解脱の知見は、機縁を欠くものと成ります。

友よ、(1)戒ある者にとって、戒が成就した者にとって、(2)後悔なくあることは、機縁が成就したものと成ります。後悔なくあることが存しているとき、後悔なくあることが成就した者にとって……略……(10)解脱の知見は、機縁が成就したものと成ります。友よ、それは、たとえば、また、枝と葉が成就した木のようなものです。その〔木〕の、外皮もまた円満成就に赴き、樹皮もまた円満成就に赴き、軟材もまた円満成就に赴き、硬材もまた円満成就に赴きます。友よ、まさしく、このように、まさに、戒ある者にとって、戒が成就した者にとって、後悔なくあることは、機縁が成就したものと成ります。後悔なくあることが存しているとき、後悔なくあることが成就した者にとって……略……解脱の知見は、機縁が成就したものと成ります」と。〔以上が〕第四となる。

注釈【0】