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翻訳【14】

好ましい法の経

「比丘たちよ、十のものがあります。これらの、好ましく愛らしく意に適う、世において得難き法(性質)です。どのようなものが、十のものなのですか。(1)諸々の財物は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(2)色艶は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(3)無病は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(4)戒は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(5)梵行は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(6)朋友たちは、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(7)多聞は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(8)智慧は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(9)諸々の法(教え)は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。(10)諸々の天上は、好ましく愛らしく意に適う、世において得難きものです。

比丘たちよ、まさに、これらの十の、好ましく愛らしく意に適う、世において得難き法(性質)には、十の障害となる法(性質)があります。(1)諸々の財物にとって、怠けることと奮起しないことは障害です。(2)色艶にとって、装わないことと飾り立てないことは障害です。(3)無病にとって、正当なることを為さないことは障害です。(4)諸戒にとって、悪しき朋友あることは障害です。(5)梵行にとって、諸々の〔感官の〕機能を統御しないことは障害です。(6)朋友たちにとって、不正を説くことは障害です。(7)多聞にとって、読誦(読経)を為さないことは障害です。(8)智慧にとって、聞こうとしないことと遍問しないことは障害です。(9)諸々の法(教え)にとって、専念しないことと注視しないことは障害です。(10)諸々の天上にとって、誤って実践することは障害です。比丘たちよ、まさに、これらの十の、好ましく愛らしく意に適う、世において得難き法(性質)には、これらの十の障害となる法(性質)があります。

比丘たちよ、まさに、これらの十の、好ましく愛らしく意に適う、世において得難き法(性質)には、十の食(動力源・エネルギー)となる法(性質)があります。(1)諸々の財物にとって、奮起することと怠けないことは食です。(2)色艶にとって、装うことと飾り立てることは食です。(3)無病にとって、正当なることを為すことは食です。(4)諸戒にとって、善き朋友あることは食です。(5)梵行にとって、諸々の〔感官の〕機能を統御することは食です。(6)朋友たちにとって、不正を説かないことは食です。(7)多聞にとって、読誦を為すことは食です。(8)智慧にとって、聞こうとすることと遍問することは食です。(9)諸々の法(教え)にとって、専念することと注視することは食です。(10)諸々の天上にとって、正しく実践することは食です。比丘たちよ、まさに、これらの十の、好ましく愛らしく意に適う、世において得難き法(性質)には、これらの十の食となる法(性質)があります」と。〔以上が〕第三となる。

注釈【0】