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翻訳【13】

長老の経

「比丘たちよ、十のものがあります。〔これらの〕(性質)を具備した長老の比丘は、〔彼が〕住む、その〔方角〕その方角において、まさしく、平穏のうちに〔世に〕住みます。どのようなものが、十のものなのですか。(1)〔その〕長老が、経歴ある者として、長き出家者として、〔世に〕有ります。(2)戒ある者として〔世に〕有り……略……〔戒を〕受持して、諸々の学びの境処において学びます。(3)多聞の者として、所聞の保持ある者として、所聞の蓄積ある者として、〔世に〕有ります……略……〔正しい〕見解によって善く理解されたものとして。(4)また、まさに、両の戒条が、詳細〔の観点〕によって、善く精通されたものとして、善く区分されたものとして、善き行持あるものとして、経〔の観点〕から、付随する特徴〔の観点〕から、善く判別されたものとして、〔世に〕有ります。(5)問題の生起と寂止に巧みな智ある者として〔世に〕有ります。(6)(教え)を欲する者であり、愛慕ある応接者であり、高次の法理阿毘達磨・対法・勝法において、高次の律対律・勝律において、秀逸なる歓喜ある者として〔世に〕有ります。(7)いかなる衣料や〔行乞の〕施食や臥坐具や病のための日用品たる薬の必需品によっても満ち足りている者として〔世に〕有ります。(8)前進し後進するときは清信ある者として、坐禅〔瞑想〕のために家屋の内にあるときは善く統御された者として、〔世に〕有ります。(9)卓越の心のあり方であり、所見の法(現世)における安楽の住である、四つの瞑想を、欲するままに得る者として、苦難なく得る者として、困難なく得る者として、〔世に〕有ります。(10)諸々の煩悩の滅尽あることから、煩悩なきものとして、〔止寂の〕心による解脱を、〔観察の〕智慧による解脱を、まさしく、所見の法(現世)において、自ら、証知して、実証して、成就して、〔世に〕住みます。比丘たちよ、まさに、これらの十の法(性質)を具備した長老の比丘は、〔彼が〕住む、その〔方角〕その方角において、まさしく、平穏のうちに〔世に〕住みます」と。〔以上が〕第八となる。

注釈【0】