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翻訳【19】

安楽の章

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、在家者の安楽であり、さらに、出家者の安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、出家者の安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、欲望の安楽であり、さらに、離欲の安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、離欲の安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、依り所ある安楽であり、さらに、依り所なき安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、依り所なき安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、煩悩を有する安楽であり、さらに、煩悩なき安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、煩悩なき安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、財貨を有する安楽であり、さらに、財貨なき安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、財貨なき安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、聖なる安楽であり、さらに、聖ならざる安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、聖なる安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、身体の属性としての安楽であり、さらに、心の属性としての安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、心の属性としての安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、喜悦を有する安楽であり、さらに、喜悦なくある安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、喜悦なくある安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、快楽の安楽であり、さらに、放捨の安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、放捨の安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、禅定の安楽であり、さらに、禅定なき安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、禅定の安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、喜悦を有するものを対象所縁とする安楽であり、さらに、喜悦なくあるものを対象とする安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、喜悦なくあるものを対象とする安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、快楽を対象とする安楽であり、さらに、放捨を対象とする安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、放捨を対象とする安楽です」と。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの安楽です。どのようなものが、二つのものなのですか。そして、形態を対象とする安楽であり、さらに、形態なきもの無色を対象とする安楽です。比丘たちよ、まさに、これらの二つの安楽があります。比丘たちよ、これらの二つの安楽のなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、形態なきものを対象とする安楽です」と。

安楽の章が第二となる。

注釈【0】