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翻訳【17】

ダイアモンドのように

増支部経典 三集

第三 人々(人品)

25 . ダイアモンドのように

「托鉢僧侶たちよ、これら三人が世の中に見受けられます。

どの三人でしょうか。

心が開いた傷口のような人、心が稲妻のような人、そして心がダイアモンドのような人です。

どんな人が開いた傷口のような心なのですか。

怒りっぽくてイライラする人です。

少し批判されただけで、腹を立て、ムッとし、敵対心を持ち、冷たくなり、そして、不機嫌さ、憎しみ、恨みをあらわにします。

例えば、化膿した傷が枝や石で叩かれると膿をもっと出しますが、

それと同じで、この人は、怒りっぽくてイライラする人で、

少し批判されただけで、腹を立て、ムッとし、敵対心を持ち、冷たくなり、そして、不機嫌さ、憎しみ、恨みをあらわにします。

こんな人は心が開いた傷口のような人と言われます。

どんな人が稲妻のような心なのですか。

『これが苦悩です… これが苦悩の源です… これが苦悩の滅び尽きです… これが苦悩の滅び尽きを導く実践法です…』と真に理解している人です。

例えば、目の鋭い人は夜の暗闇で稲妻からの光りでものが見えますが、

それと同じで、この人は、『これが苦悩です… これが苦悩の源です… これが苦悩の滅び尽きです… これが苦悩の滅び尽きを導く実践法です…』と真に理解している人です。

こんな人は心が稲妻のような人と言われます。

どんな人がダイアモンドのような心なのですか。

穢れのない心の解放と智慧による解放を現在の人生で実現する人です。この人は、穢れがなくなることにより、自分自身の見識で解放を実現し終えて、生きています。

例えば、ダイアモンドはどんなもの、宝石や石を使ってさえも切ることは出来ませんが、

それと同じで、この人は、穢れのない心の解放と智慧による解放を現在の人生で実現する人です。この人は、穢れがなくなることにより、自分自身の見識で解放を実現し終えて、生きています。

こんな人は心がダイアモンドのような人と言われます。

これら三人が世の中に見受けられます。」

注釈【0】