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翻訳【14】

第二の如来についてのめったにないことの経

「比丘たちよ、阿羅漢にして正等覚者たる如来の出現あることから、〔これらの〕四つのめったにないはじめての法(事象)が出現します。どのようなものが、四つのものなのですか。比丘たちよ、〔生存の〕基底阿頼耶:執着)を喜びとし、〔生存の〕基底を喜び、〔生存の〕基底に歓喜する、〔世の〕人々が、それが、如来によって〔生存の〕基底なき〔状態〕の法(教え)が説示されているとき、〔その法を〕聞こうとし、耳を傾け、了知ある者となり、心を現起させます。比丘たちよ、阿羅漢にして正等覚者たる如来の出現あることから、この第一のめったにないはじめての法(事象)が出現します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、〔我想の〕思量を喜びとし、〔我想の〕思量を喜び、〔我想の〕思量に歓喜する、〔世の〕人々が、それが、如来によって〔我想の〕思量の調伏の法(教え)が説示されているとき、〔その法を〕聞こうとし、耳を傾け、了知ある者となり、心を現起させます。比丘たちよ、阿羅漢にして正等覚者たる如来の出現あることから、この第二のめったにないはじめての法(事象)が出現します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、〔心の〕寂止なき〔あり方〕を喜びとし、〔心の〕寂止なき〔あり方〕を喜び、〔心の〕寂止なき〔あり方〕に歓喜する、〔世の〕人々が、それが、如来によって〔心を〕寂止させる法(教え)が説示されているとき、〔その法を〕聞こうとし、耳を傾け、了知ある者となり、心を現起させます。比丘たちよ、阿羅漢にして正等覚者たる如来の出現あることから、この第三のめったにないはじめての法(事象)が出現します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、卵のなかに有るものとなり、〔迷妄に〕覆い包まれ、無明を具した、〔世の〕人々が、それが、如来によって無明の調伏の法(教え)が説示されているとき、〔その法を〕聞こうとし、耳を傾け、了知ある者となり、心を現起させます。比丘たちよ、阿羅漢にして正等覚者たる如来の出現あることから、この第四のめったにないはじめての法(事象)が出現します。比丘たちよ、阿羅漢にして正等覚者たる如来の出現あることから、これらの四つのめったにないはじめての法(事象)が出現します」と。〔以上が〕第八となる。

注釈【0】