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翻訳【13】

遍き衰退の経

そこで、まさに、尊者サーリプッタは、比丘たちに告げました。「友よ、比丘たちよ」と。「友よ」と、まさに、それらの比丘たちは、尊者サーリプッタに答えました。尊者サーリプッタは、こう言いました。

「友よ、まさに、彼が誰であれ、あるいは、比丘が、あるいは、比丘尼が、四つの法(性質)を、自己のうちに等しく随観するなら、ここにおいて、結論に至るべきです。『〔わたしは〕諸々の善き法(性質)から遍く衰退している』〔と〕。これは、世尊によって、遍き衰退と説かれました。どのようなものが、四つのものなのですか。貪欲の広大なることであり、憤怒の広大なることであり、迷妄の広大なることであり、また、まさに、諸々の深遠なる状況あることと状況なきこと(道理あることと道理なきこと)について、彼の智慧の眼が至り行かないことです。友よ、まさに、彼が誰であれ、あるいは、比丘が、あるいは、比丘尼が、これらの四つの法(性質)を、自己のうちに等しく随観するなら、ここにおいて、結論に至るべきです。『〔わたしは〕諸々の善き法(性質)から遍く衰退している』〔と〕。これは、世尊によって、遍き衰退と説かれました。

友よ、まさに、彼が誰であれ、あるいは、比丘が、あるいは、比丘尼が、四つの法(性質)を、自己のうちに等しく随観するなら、ここにおいて、結論に至るべきです。『〔わたしは〕諸々の善き法(性質)から遍く衰退していない』〔と〕。これは、世尊によって、遍き衰退なきものと説かれました。どのようなものが、四つのものなのですか。貪欲の希薄なることであり、憤怒の希薄なることであり、迷妄の希薄なることであり、また、まさに、諸々の深遠なる状況あることと状況なきことについて、彼の智慧の眼が至り行くことです。友よ、まさに、彼が誰であれ、あるいは、比丘が、あるいは、比丘尼が、これらの四つの法(性質)を、自己のうちに等しく随観するなら、ここにおいて、結論に至るべきです。『〔わたしは〕諸々の善き法(性質)から遍く衰退していない』〔と〕。これは、世尊によって、遍き衰退なきものと説かれました」と。〔以上が〕第八となる。

注釈【0】