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翻訳【15】

報知の経

「比丘たちよ、四つのものがあります。これらの至高のものの報知です。どのようなものが、四つのものなのですか。比丘たちよ、自己状態(個我的あり方・身体)ある者たちのなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、阿修羅のインダ(権力者)たるラーフです。比丘たちよ、欲望の享受者たちのなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、マンダータル王です。比丘たちよ、君主たる者たちのなかでは、これを至高のものとします。すなわち、この、悪魔パーピマントです。比丘たちよ、天を含み、魔を含み、梵を含み、沙門や婆羅門を含む、世において、天〔の神〕や人間を含む人々において、阿羅漢にして正等覚者たる如来は、至高のものと告げ知らされます。比丘たちよ、まさに、これらの四つの至高のものの報知があります」と。

〔そこで、詩偈に言う〕「自己状態ある者たちのなかでは、ラーフが、欲望の享受者たちのなかでは、マンダータルが、至高のものとなる。君主たる者たちのなかでは、悪魔が、神通によって、盛名によって、燃え盛っている。

上に、横に、後に、およそ、地上に赴く所があるかぎり、天を含む世〔の人々〕にとって、覚者は、至高の者と呼ばれる」と。

〔以上が〕第五となる。

注釈【0】