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翻訳【15】

食の指定者の経

「比丘たちよ、四つのものがあります。〔これらの〕(性質)を具備した、食の指定者(割り振り役)は、運ばれるままに、このように、地獄に放ち置かれる者となります。どのようなものが、四つのものなのですか。欲〔の思い〕ゆえに非道に赴き、憤怒ゆえに非道に赴き、迷妄ゆえに非道に赴き、恐怖ゆえに非道に赴きます。比丘たちよ、まさに、これらの四つの法(性質)を具備した、食の指定者は、運ばれるままに、このように、地獄に放ち置かれる者となります。

比丘たちよ、四つのものがあります。〔これらの〕(性質)を具備した、食の指定者は、運ばれるままに、このように、天上に放ち置かれる者となります。どのようなものが、四つのものなのですか。欲〔の思い〕ゆえに非道に赴くことがなく、憤怒ゆえに非道に赴くことがなく、迷妄ゆえに非道に赴くことがなく、恐怖ゆえに非道に赴くことがありません。比丘たちよ、まさに、これらの四つの法(性質)を具備した、食の指定者は、運ばれるままに、このように、天上に放ち置かれる者となります」と。

〔そこで、詩偈に言う〕「彼らが誰であれ、諸々の欲望〔の対象〕にたいし自制なき人たちは、法(正義)への尊重〔の思い〕なく法(正義)にかなわない者たちとして〔世に〕有り、欲〔の思い〕ゆえに、憤怒ゆえに、迷妄ゆえに、そして、恐怖ゆえに、赴く者たちとなる。また、そして、これは、衆における苦味と説かれる。まさに、このように、〔あるがままに〕知っている沙門によって説かれた。

まさに、それゆえに、彼ら、賞賛するべき者たちである、正なる人士たちは、すなわち、悪しきことを為さない、法(正義)に立脚した者たちは、欲〔の思い〕ゆえではなく、憤怒ゆえではなく、迷妄ゆえではなく、そして、恐怖ゆえではなく、赴く者たちとなる。また、そして、これは、衆における醍醐と説かれる。まさに、このように、〔あるがままに〕知っている沙門によって説かれた」と。

〔以上が〕第十となる。

歩いている者の章が第二となる。

その〔章〕のための摂頌となる。

〔そこで、詩偈に言う〕「歩いている者、戒、精励、統御、第五ものとして、報知、繊細さ、三つの非道があり、食の指定者とともに、それらの十がある」と。

注釈【0】