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翻訳【15】

第二の正なる法の忘却の経

「比丘たちよ、五つのものがあります。これらの法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。どのようなものが、五つのものなのですか。比丘たちよ、ここに、比丘たちが、法(教え)を⸺経、頌歌、授記、詩偈、感興語、如是語、本生、未曾有法、問答を⸺遍く学得しません。比丘たちよ、この第一の法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、詳細〔の観点〕によって、他者たちに説示しません。比丘たちよ、この第二の法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、詳細〔の観点〕によって、他者に教授しません。比丘たちよ、この第三の法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、詳細〔の観点〕によって、〔その〕読誦を為しません。比丘たちよ、この第四の法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、心によって、刻々に思考し、刻々に想念し、意によって点検することがありません。比丘たちよ、この第五の法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。比丘たちよ、まさに、これらの五つの法(性質)が、正なる法(教え)の、忘却のために、消没のために、等しく転起します。

比丘たちよ、五つのものがあります。これらの法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します。どのようなものが、五つのものなのですか。比丘たちよ、ここに、比丘が、法(教え)を⸺経、頌歌、授記、詩偈、感興語、如是語、本生、未曾有法、問答を⸺遍く学得します。比丘たちよ、この第一の法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、詳細〔の観点〕によって、他者たちに説示します。比丘たちよ、この第二の法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、詳細〔の観点〕によって、他者に教授します。比丘たちよ、この第三の法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、詳細〔の観点〕によって、〔その〕読誦を為します。比丘たちよ、この第四の法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します。

比丘たちよ、さらに、また、他に、比丘たちが、所聞のとおりに、学得のとおりに、法(教え)を、心によって、刻々に思考し、刻々に想念し、意によって点検します。比丘たちよ、この第五の法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します。比丘たちよ、まさに、これらの五つの法(性質)が、正なる法(教え)の、止住のために、忘却なきために、消没なきために、等しく転起します」と。〔以上が〕第五となる。

注釈【0】