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翻訳【14】

涅槃の経

「比丘たちよ、まさに、その比丘が、何であれ、涅槃を、苦痛〔の観点〕から等しく随観しながら、〔真理に〕随順する受認を具備した者と成るであろう、という、この状況は見出されません。〔真理に〕随順する受認を具備することなく、正しい〔道〕たる決定に参入するであろう、という、この状況は見出されません。正しい〔道〕たる決定に参入せずにいながら、あるいは、預流果を、あるいは、一来果を、あるいは、不還果を、あるいは、阿羅漢の資質を、実証するであろう、という、この状況は見出されません。

比丘たちよ、まさに、その比丘が、涅槃を、安楽〔の観点〕から等しく随観しながら、〔真理に〕随順する受認を具備した者と成るであろう、という、この状況は見出されます。〔真理に〕随順する受認を具備し、正しい〔道〕たる決定に参入するであろう、という、この状況は見出されます。正しい〔道〕たる決定に参入しながら、あるいは、預流果を、あるいは、一来果を、あるいは、不還果を、あるいは、阿羅漢の資質を、実証するであろう、という、この状況は見出されます」と。〔以上が〕第六となる。

注釈【0】