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翻訳【14】

欲求の経

そこで、まさに、尊者サーリプッタは、比丘たちに告げました。「友よ、比丘たちよ」と。「友よ」と、まさに、それらの比丘たちは、尊者サーリプッタに答えました。尊者サーリプッタは、こう言いました。

「友よ、八つのものがあります。これらの人たちが、世において等しく見出されつつ存しています。どのようなものが、八つのものなのですか。(1)友よ、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起し、勤労し、努力します。彼が、利得のために、奮起し、勤労し、努力していると、利得が生起しません。彼は、その利得なきによって、憂い悲しみ、疲弊し、嘆き悲しみ、胸を打って泣き叫び、等しき迷妄を惹起します。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起し、勤労し、努力し、かつまた、利得ある者とならないなら、そして、憂い悲しみある者となり、かつまた、嘆き悲しみある者となり、さらに、正なる法(教え)から死滅した者となる』〔と〕説かれます。

(2)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起し、勤労し、努力します。彼が、利得のために、奮起し、勤労し、努力していると、利得が生起します。彼は、その利得によって、驕り、怠り、放逸を惹起します。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起し、勤労し、努力し、かつまた、利得ある者となるなら、そして、驕りある者となり、かつまた、怠りある者となり、さらに、正なる法(教え)から死滅した者となる』〔と〕説かれます。

(3)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力しません。彼が、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せずにいると、利得が生起しません。彼は、その利得なきによって、憂い悲しみ、疲弊し、嘆き悲しみ、胸を打って泣き叫び、等しき迷妄を惹起します。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せず、かつまた、利得ある者とならないなら、そして、憂い悲しみある者となり、かつまた、嘆き悲しみある者となり、さらに、正なる法(教え)から死滅した者となる』〔と〕説かれます。

(4)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力しません。彼が、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せずにいると、利得が生起します。彼は、その利得によって、驕り、怠り、放逸を惹起します。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せず、かつまた、利得ある者となるなら、そして、驕りある者となり、かつまた、怠りある者となり、さらに、正なる法(教え)から死滅した者となる』〔と〕説かれます。

(5)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起し、勤労し、努力します。彼が、利得のために、奮起し、勤労し、努力していると、利得が生起しません。彼は、その利得なきによって、憂い悲しまず、疲弊せず、嘆き悲しまず、胸を打って泣き叫ばず、等しき迷妄を惹起しません。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起し、勤労し、努力し、かつまた、利得ある者とならないとして、そして、憂い悲しみある者とならず、かつまた、嘆き悲しみある者とならず、さらに、正なる法(教え)から死滅しない者となる』〔と〕説かれます。

(6)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起し、勤労し、努力します。彼が、利得のために、奮起し、勤労し、努力していると、利得が生起します。彼は、その利得によって、驕らず、怠らず、放逸を惹起しません。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起し、勤労し、努力し、かつまた、利得ある者となるとして、そして、驕りある者とならず、かつまた、怠りある者とならず、さらに、正なる法(教え)から死滅しない者となる』〔と〕説かれます。

(7)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力しません。彼が、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せずにいると、利得が生起しません。彼は、その利得なきによって、憂い悲しまず、疲弊せず、嘆き悲しまず、胸を打って泣き叫ばず、等しき迷妄を惹起しません。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せず、かつまた、利得ある者とならないとして、そして、憂い悲しみある者とならず、かつまた、嘆き悲しみある者とならず、さらに、正なる法(教え)から死滅しない者となる』〔と〕説かれます。

(8)友よ、また、ここに、比丘が、遠離の者として、依止なき生活者として、〔世に〕住んでいると、利得のために、欲求が生起します。彼は、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力しません。彼が、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せずにいると、利得が生起します。彼は、その利得によって、驕らず、怠らず、放逸を惹起しません。友よ、この者は、『比丘として、欲求ある者であり、利得のために〔世に〕住み、利得のために、奮起せず、勤労せず、努力せず、かつまた、利得ある者となるとして、そして、驕りある者とならず、かつまた、怠りある者とならず、さらに、正なる法(教え)から死滅しない者となる』〔と〕説かれます。友よ、まさに、これらの八つの人たちが、世において等しく見出されつつ存しています」と。〔以上が〕第七となる。

注釈【0】