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翻訳【19】

悩み苦しめられるべきではないものの経

まさに、このことが、世尊によって説かれ、阿羅漢によって説かれ、かくのごとく、わたしは聞きました。

「比丘たちよ、二つのものがあります。これらの悩み苦しめられるべきではない法(性質)です。どのようなものが、二つのものなのですか。比丘たちよ、ここに、一部の者は、善を為した者として、善なる〔功徳〕を作り為した者として、恐怖からの救護所を作り為した者として、悪を為さなかった者として、残忍なることを為さなかった者として、罪障を作り為さなかった者として、〔世に〕有ります。彼は、『わたしは、善を為した』〔と〕、かくのごとくもまた悩み苦しまず、『わたしは、悪を為さなかった』〔と〕、かくのごとくもまた悩み苦しみません。比丘たちよ、まさに、これらの二つの悩み苦しめられるべきではない法(性質)があります」と、この義(道理)を、世尊は説きました。そこにおいて、このことは、かくのごとく説かれます。

「身体による悪しき行ないを捨棄して、そして、諸々の言葉による悪しき行ないを〔捨棄して〕、意による悪しき行ないを捨棄して、さらに、すなわち、他の、汚点を伴ったものを〔捨棄して〕

善ならざる行為を為さずして、多くの善なる〔行為〕を為して、彼は、智慧を有する者として、身体の破壊ののち、天上に再生する」と。

この義(道理)もまた、世尊によって説かれ、かくのごとく、わたしは聞きました。ということで、〔以上が〕第四となる。

注釈【0】