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翻訳【19】

欲望の再生の経

まさに、このことが、世尊によって説かれ、阿羅漢によって説かれ、かくのごとく、わたしは聞きました。

「比丘たちよ、三つのものがあります。これらの欲望の再生です。どのようなものが、三つのものなのですか。比丘たちよ、現起している欲望〔の対象〕ある者たちであり、化作を喜ぶ者化楽たちであり、他によって化作されたものに自在の転起ある者他化自在たちです。比丘たちよ、まさに、これらの三つの欲望の再生があります」と、この義(道理)を、世尊は説きました。そこにおいて、このことは、かくのごとく説かれます。

「そして、現起している欲望〔の対象〕ある者たちは⸺それらの、自在の転起ある天〔の神々〕たちや化作に喜びある天〔の神々〕たちは⸺さらに、すなわち、他の、欲望の享受者たちは⸺〔今〕この場の〔迷いの〕状態(現世)と他の〔迷いの〕状態(来世)を、〔生と死の〕輪廻を超克しない。

この危険を知って、欲望の享受者たちのなかにいながら、賢者は、一切の欲望〔の対象〕を完全に捨て去るであろう⸺それらが、天のものであれ、さらに、それらが、人間のものであれ。

〔賢者たちは〕愛しい形態や快楽〔の思い〕に拘束された超え難き〔欲望の〕流れを断ち切って、残りなく、完全なる涅槃に到達し、残りなく、苦しみを超え行った。

正しく見る者たちは、〔真の〕知に至る者たちは⸺賢者たちは、正しく了知して、生の滅尽を証知して、さらなる生存には帰り来ない」と。

この義(道理)もまた、世尊によって説かれ、かくのごとく、わたしは聞きました。ということで、〔以上が〕第六となる。

注釈【1】