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翻訳【17】

忿激しないことの経

このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、サーヴァッティーに住んでおられます。ジェータ林のアナータピンディカ〔長者〕の林園において。そこで、まさに、世尊は、比丘たちに……略……世尊は、こう言いました。「比丘たちよ、過去の事ですが、天〔の神々〕たちのインダたる帝釈〔天〕が、スダンマーの集会場において、三十三天〔の神々〕たちを教え導きつつ、その時に、この詩偈を語りました。

〔帝釈天が、詩偈に言いました〕『忿激〔の思い〕が、あなたたちを征服することがあってはならない。そして、忿激している者たちに忿激してはならない。さらに、聖者たちにおける〔実践の〕道として、忿激しないことがあり、かつまた、害さないことがある。そこで、悪しき人を、忿激〔の思い〕は、山のように打ち砕く』」と。

〔以上が〕第三の章となる。

その〔章〕のための摂頌となる。

〔そこで、詩偈に言う〕「『断ち切って』があり、醜き色艶の者と幻術があり、過誤とともに、忿激しないことがあり、最勝の覚者によって、まさに、この、帝釈〔天〕についての五なるものが説示された」と。

帝釈〔天〕に相応するものは〔以上で〕完結となる。

詩偈を有するものの部(有偈篇)が第一となる。

その〔部〕のための摂頌となる

〔そこで、詩偈に言う〕「天神、そして、天子、王、そして、悪魔、比丘尼、梵〔天〕、婆羅門、ヴァンギーサがあり、林と夜叉とともに、ヴァーサヴァがあり、〔部となる〕」と。

詩偈を有するものの部のサンユッタ聖典は〔以上で〕終了となる。

注釈【0】