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翻訳【16】

悦楽の経

バーラーナシーに住んでいます。イシパタナの鹿園において。……略……。一方に坐った、まさに、尊者マハー・コッティカは、尊者サーリプッタに、こう言いました。「友よ、サーリプッタよ、『無明』『無明』と説かれます。友よ、いったい、まさに、どのようなものが、無明であり、かつまた、どのようなことから、無明を具した者と成るのですか」と。

「友よ、ここに、無聞の凡夫が、形態の、そして、悦楽を、かつまた、危険を、さらに、出離を、事実のとおりに覚知しません。感受〔作用〕の……略……。表象〔作用〕の……。諸々の形成〔作用〕の……。識知〔作用〕の、そして、悦楽を、かつまた、危険を、さらに、出離を、事実のとおりに覚知しません。友よ、これは、無明と説かれます。かつまた、このことから、無明を具した者と成ります」と。〔以上が〕第四となる。

注釈【0】