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翻訳【19】

世の経

サーヴァッティーの因縁となります。一方に坐った、まさに、コーサラ〔国〕のパセーナディ王は、世尊に、こう言いました。「尊き方よ、いったい、まさに、どれだけの諸々の法(性質)が、世〔の人々〕に、利益ならざるもののために、苦痛のために、平穏ならざる住のために、生起しつつ生起するのですか」と。「大王よ、三つのものがあります。まさに、〔これらの〕(性質)が、世〔の人々〕に、利益ならざるもののために、苦痛のために、平穏ならざる住のために、生起しつつ生起します。どのようなものが、三つのものなのですか。大王よ、まさに、貪欲という法(性質)が、世〔の人々〕に、利益ならざるもののために、苦痛のために、平穏ならざる住のために、生起しつつ生起します。大王よ、まさに、憤怒という法(性質)が、世〔の人々〕に、利益ならざるもののために、苦痛のために、平穏ならざる住のために、生起しつつ生起します。大王よ、まさに、迷妄という法(性質)が、世〔の人々〕に、利益ならざるもののために、苦痛のために、平穏ならざる住のために、生起しつつ生起します。大王よ、まさに、これらの三つの法(性質)が、世〔の人々〕に、利益ならざるもののために、苦痛のために、平穏ならざる住のために、生起しつつ生起します」と。世尊は、この〔言葉〕を言いました。……略……。

〔世尊が、詩偈に言う〕「貪欲が、そして、憤怒が、さらに、迷妄が、悪しき心の人を害する⸺果を有する竹が〔自らを滅ぼす〕ように、自己から発生した〔三つのもの〕が」と。

注釈【0】