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翻訳【17】

執取されるべきものの経

「比丘たちよ、では、諸々の執取されるべき法(性質)を、そして、執取を、説示しましょう。それを聞きなさい。比丘たちよ、では、どのようなものが、諸々の執取されるべき法(性質)であり、さらに、どのようなものが、執取なのですか。比丘たちよ、眼によって識知されるべき諸々の形態で、好ましく愛らしく意に適い、愛しい形態にして欲望を伴った貪るべきものが存在します。比丘たちよ、これらは、諸々の執取されるべき法(性質)と説かれます。すなわち、そこにおいて、欲〔の思い〕と貪り〔の思い〕があるなら、それは、そこにおいて、執取となります。……略……。比丘たちよ、舌によって識知されるべき諸々の味感で、好ましく愛らしく意に適い、愛しい形態にして欲望を伴った貪るべきものが存在します。……略……。比丘たちよ、意によって識知されるべき諸々の法(意の対象)で、好ましく愛らしく意に適い、愛しい形態にして欲望を伴った貪るべきものが存在します。比丘たちよ、これらは、諸々の執取されるべき法(性質)と説かれます。すなわち、そこにおいて、欲〔の思い〕と貪り〔の思い〕があるなら、それは、そこにおいて、執取となります」と。〔以上が〕第十となる。

世と欲望の属性の章が第十二となる。

その〔章〕のための摂頌となる。

〔そこで、詩偈に言う〕「悪魔の罠によって、二つのものが説かれ、そして、世と欲望の属性とともに、帝釈〔天〕、まさしく、そして、パンチャシカ、さらに、サーリプッタ、ラーフラ、束縛、執取があり、それによって、章と呼ばれる」と。

注釈【0】