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翻訳【19】

一切の経

サーヴァッティーの因縁となります。「比丘たちよ、一切を、あなたたちに説示しましょう。それを聞きなさい。比丘たちよ、では、何が、一切なのですか。まさしく、そして、眼であり、さらに、諸々の形態であり、そして、耳であり、さらに、諸々の音声であり、そして、鼻であり、さらに、諸々の臭気であり、そして舌であり、さらに、諸々の味感であり、そして、身であり、さらに、諸々の感触であり、そして、意であり、さらに、諸々の法(意の対象)です。比丘たちよ、これは、一切と説かれます。比丘たちよ、或る者が、『わたしは、この一切を拒絶して、他のものを、一切と報知します』と、このように説くなら、彼には、言葉を根拠とするものだけが存在するでしょう(言葉だけの言葉でしかない)。そして、尋ねられたなら、解答できないでしょうし、さらに、より以上の悩苦を惹起するでしょう。それは、何を因とするのですか。比丘たちよ、すなわち、そのように、〔この問いは、彼の〕境域ならざるところにあるからです」と。〔以上が〕第一となる。

注釈【1】