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翻訳【17】

止住するべきものの経

「比丘たちよ、欲望〔の対象〕にたいする貪り〔の思い〕欲貪が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない欲望〔の対象〕にたいする欲〔の思い〕が生起し、さらに、〔すでに〕生起した欲望〔の対象〕にたいする欲〔の思い〕が、より一層の状態のために、広大のために、等しく転起します。比丘たちよ、憎悪〔の思い〕瞋恚が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない憎悪〔の思い〕が生起し、さらに、〔すでに〕生起した憎悪〔の思い〕が、より一層の状態のために、広大のために、等しく転起します。比丘たちよ、〔心の〕沈滞と眠気昏沈睡眠が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない〔心の〕沈滞と眠気が生起し、さらに、〔すでに〕生起した〔心の〕沈滞と眠気が、より一層の状態のために、広大のために、等しく転起します。比丘たちよ、〔心の〕高揚と悔恨掉挙悪作が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない〔心の〕高揚と悔恨が生起し、さらに、〔すでに〕生起した〔心の〕高揚と悔恨が、より一層の状態のために、広大のために、等しく転起します。比丘たちよ、疑惑〔の思い〕が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない疑惑〔の思い〕が生起し、さらに、〔すでに〕生起した疑惑〔の思い〕が、より一層の状態のために、広大のために、等しく転起します。

比丘たちよ、気づきという正覚の支分が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない気づきという正覚の支分が生起し、さらに、〔すでに〕生起した気づきという正覚の支分が修行の円満成就に赴きます。……略……。比丘たちよ、放捨という正覚の支分が止住するべき諸々の法(性質)に意を為すことを多く為すことから、まさしく、そして、〔いまだ〕生起していない放捨という正覚の支分が生起し、さらに、〔すでに〕生起した放捨という正覚の支分が修行の円満成就に赴きます」と。〔以上が〕第三となる。

注釈【0】