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翻訳【17】

サーラーの経

このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、コーサラ〔国〕に住んでおられます。サーラーという婆羅門の村において。そこで、まさに、世尊は、比丘たちに告げました。「比丘たちよ、それは、たとえば、また、それらの者たちが誰であれ、畜生の在り方をした命あるものたちであるなら、獣の王たる獅子が、それらのなかの至高のものと告げ知らされるように⸺すなわち、この、強さによって、速さによって、勇ましさによって⸺比丘たちよ、まさしく、このように、まさに、それらが何であれ、諸々の覚りの項目菩提の法(性質)であるなら、智慧の機能は、それらのなかの至高のものと告げ知らされます⸺すなわち、この、覚りのために。

比丘たちよ、では、どのようなものが、諸々の覚りの項目の法(性質)なのですか。比丘たちよ、信の機能は、覚りの項目の法(性質)であり、それは、覚りのために等しく転起します。精進の機能は、覚りの項目の法(性質)であり、それは、覚りのために等しく転起します。気づきの機能は、覚りの項目の法(性質)であり、それは、覚りのために等しく転起します。禅定の機能は、覚りの項目の法(性質)であり、それは、覚りのために等しく転起します。智慧の機能は、覚りの項目の法(性質)であり、それは、覚りのために等しく転起します。比丘たちよ、それは、たとえば、また、それらの者たちが誰であれ、畜生の在り方をした命あるものたちであるなら、獣の王たる獅子が、それらのなかの至高のものと告げ知らされるように⸺すなわち、この、強さによって、速さによって、勇ましさによって⸺比丘たちよ、まさしく、このように、まさに、それらが何であれ、諸々の覚りの項目の法(性質)であるなら、智慧の機能は、それらのなかの至高のものと告げ知らされます⸺すなわち、この、覚りのために」と。〔以上が〕第一となる。

注釈【1】