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翻訳【15】

激流等の経

「比丘たちよ、五つのものがあります。これらの上なる域に束縛するものです。どのようなものが、五つのものなのですか。形態にたいする貪り〔の思い〕であり、形態なきものにたいする貪り〔の思い〕であり、〔我想の〕思量であり、〔心の〕高揚であり、無明です。比丘たちよ、まさに、これらの五つの上なる域に束縛するものがあります。比丘たちよ、まさに、これらの五つの上なる域に束縛するものの、証知のために、遍知のために、完全なる滅尽のために、捨棄のために、四つの瞑想が修められるべきです。どのようなものが、四つのものなのですか。比丘たちよ、ここに、比丘が、まさしく、諸々の欲望〔の対象〕から離れて、諸々の善ならざる法(性質)から離れて、〔粗雑なる〕思考を有し、〔微細なる〕想念を有し、遠離から生じる喜悦と安楽がある、第一の瞑想を成就して〔世に〕住みます。〔粗雑なる〕思考と〔微細なる〕想念の寂止あることから、内なる清信あり、心の専一なる状態あり、思考なく、想念なく、禅定から生じる喜悦と安楽がある、第二の瞑想を……略……第三の瞑想を……略……第四の瞑想を成就して〔世に〕住みます。比丘たちよ、まさに、これらの五つの上なる域に束縛するものの、証知のために、遍知のために、完全なる滅尽のために、捨棄のために、これらの四つの瞑想が修められるべきです」と。〔前の経典のように〕詳知されるべきである。〔以上が〕第十となる。(すなわち、道に相応するもののように、そのように詳知されるべきである。)

激流の章が第五となる。

その〔章〕のための摂頌となる。

〔そこで、詩偈に言う〕「激流、束縛、執取、拘束があり、そして、悪習とともに、欲望の属性、〔修行の〕妨害、範疇、下なる〔域〕と上なる域があり、〔章となる〕」と。

瞑想に相応するものが第九となる。

注釈【0】