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翻訳【14】

第二の煉瓦作りの居住所の経

一方に坐った、まさに、尊者アーナンダは、世尊に、こう言いました。「尊き方よ、アソーカという名の比丘が、命を終えたのです。彼には、どのような〔死後の〕境遇がありますか、どのような未来の運命がありますか。尊き方よ、アソーカーという名の比丘尼が、命を終えたのです。……略……。尊き方よ、アソーカという名の在俗信者が、命を終えたのです。……略……。尊き方よ、アソーカーという名の女性在俗信者が、命を終えたのです。彼女には、どのような〔死後の〕境遇がありますか、どのような未来の運命がありますか」と。

「アーナンダよ、命を終えたアソーカ比丘は、諸々の煩悩の滅尽あることから、煩悩なきものとして、〔止寂の〕心による解脱を、〔観察の〕智慧による解脱を、まさしく、所見の法(現世)において、自ら、証知して、実証して、成就して、〔世に〕住みました。……略……。(前の説き明かしによって同一の因縁となる。)

アーナンダよ、これは、まさに、その、法(真理)の鏡という法(教え)の教相です。それを具備した聖なる弟子は、望んでいるなら、まさしく、自己みずから、自己のことを説き明かすでしょう。『〔わたしは〕地獄が滅尽した者として〔世に〕存している⸺畜生の胎が滅尽した者として、餓鬼の境域が滅尽した者として、悪所と悪趣と堕所が滅尽した者として。預流たる者として、わたしは〔世に〕存している⸺堕所の法(性質)なき者であり、決定の者であり、正覚を行き着く所とする者である』」と。〔以上が〕第九となる。

注釈【1】