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翻訳【16】

第一の保持の経

「比丘たちよ、まさに、あなたたちは、わたしによって説示された四つの聖なる真理を保持していますか」と。このように説かれたとき、或るひとりの比丘が、世尊に、こう言いました。「尊き方よ、まさに、わたしは、世尊によって説示された四つの聖なる真理を保持しています」と。「比丘よ、また、すなわち、どのように、あなたは、わたしによって説示された四つの聖なる真理を保持していますか」と。「尊き方よ、苦しみを、まさに、わたしは、世尊によって説示された第一の聖なる真理として保持しています。尊き方よ、苦しみの集起を、まさに、わたしは、世尊によって説示された第二の聖なる真理として保持しています。尊き方よ、苦しみの止滅を、まさに、わたしは、世尊によって説示された第三の聖なる真理として保持しています。尊き方よ、苦しみの止滅に至る〔実践の〕道を、まさに、わたしは、世尊によって説示された第四の聖なる真理として保持しています。尊き方よ、このように、まさに、わたしは、世尊によって説示された四つの聖なる真理を保持しています」と。

「比丘よ、善きかな、善きかな。比丘よ、善きかな、まさに、あなたは、わたしによって説示された四つの聖なる真理を保持しています。比丘よ、苦しみを、まさに、わたしによって説示された第一の聖なる真理として、そのように、それを保持しなさい。比丘よ、苦しみの集起を、まさに、わたしによって説示された第二の聖なる真理として、そのように、それを保持しなさい。比丘よ、苦しみの止滅を、まさに、わたしによって説示された第三の聖なる真理として、そのように、それを保持しなさい。比丘よ、苦しみの止滅に至る〔実践の〕道を、まさに、わたしによって説示された第四の聖なる真理として、そのように、それを保持しなさい。比丘よ、このように、まさに、あなたは、わたしによって説示された四つの聖なる真理を保持しなさい」と。

「比丘よ、それゆえに、ここに、『これは、苦しみである』と、〔心の〕制止が為されるべきであり……略……『これは、苦しみの止滅に至る〔実践の〕道である』と、〔心の〕制止が為されるべきです」と。〔以上が〕第五となる。

注釈【0】