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翻訳【18】

サナンクマーラの経

このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、ラージャガハに住んでおられます。サッピニー〔川〕の岸辺において。そこで、まさに、梵〔天〕のサナンクマーラが、夜が更けると、見事な色艶となり、全面あまねくサッピニー〔川〕の岸辺を照らして、世尊のおられるところに、そこへと近づいて行きました。近づいて行って、世尊を敬拝して、一方に立ちました。一方に立った、まさに、梵〔天〕のサナンクマーラは、世尊の現前において、この詩偈を語りました。

〔サナンクマーラが、詩偈に言う〕「彼らが、氏姓を支えとする者たちであるなら、その人々においては、士族(王)が最勝の者となる。天〔の神〕と人間においては、明知と行ないの成就者が、彼が、最勝の者となる」と。

〔天〕のサナンクマーラは、この〔言葉〕を言いました。教師は、〔梵天の言葉を〕正しくお認めに成りました(梵天に随喜した)。そこで、まさに、梵〔天〕のサナンクマーラは、「教師は、わたしのことを正しくお認めです」と、世尊を敬拝して、右回り〔の礼〕を為して、まさしく、その場において、消没した、ということです。

注釈【1】