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翻訳【18】

ジャトゥカンニ学徒の問い%

かくのごとく、尊者ジャトゥカンニが〔言った〕「わたしは、欲なき〔あり方〕を欲する勇者(ブッダ)のことを聞いて、激流を超え行く方に欲なき〔あり方〕を尋ねるために、やってまいりました。〔一切を知る〕眼と共に生じた方よ、寂静の境処を説いてください。世尊よ、それを、わたしに、真実のとおりに説いてください。(1)

なぜなら、世尊は、諸々の欲望〔の対象〕を征服して、〔あるがままに〕振る舞うからです⸺光り輝く太陽が、〔その〕輝きによって地を〔征服する〕ように。広き智慧ある方よ、少なき智慧のわたしに、法(教え)を告げ知らせてください。わたしが識知しなければならない、〔まさに〕その、この〔世における〕生と老の捨棄〔という法〕を」〔と〕(2)

かくのごとく、世尊は〔答えた〕「ジャトゥカンニよ、諸々の欲望〔の対象〕にたいする貪求〔の思い〕を取り除きなさい。離欲〔の境地〕を『平安である』と見て、〔執着の対象として〕執持されたものが、あるいは、〔排除の対象として〕放棄されたものが、あなたには、何も見出されてはなりません。(3)

それが、過去にあるなら、それを、干上がらせなさい。未来において、あなたには、何も有ってはなりません。もし、〔その〕中間(現在)において、〔何も〕収め取らないなら、〔あなたは〕寂静なる者となり、〔世を〕歩むでしょう。(4)

婆羅門よ、全てにあまねく、名前と形態名色:現象世界)にたいし、貪求〔の思い〕を離れた者には、彼には、諸々の煩悩は見出されません⸺それら(煩悩)によって、〔世の人々は〕死魔の支配に行き着くのですが」〔と〕。ということで⸺(5)

ジャトゥカンニ学徒の問いが第十一となり、〔以上で〕終了となる。

注釈【1】