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翻訳【11】

ナーガサマーラ長老の詩偈

〔装いを〕十分に作り為し、美しい衣で、花飾をつけ、栴檀〔の香り〕芳しく、踊り女が、楽器にあわせ、大道の中央で舞う。

〔行乞の〕食のために〔町に〕入ったわたしは、〔町を〕赴きながら、彼女を凝視した⸺〔装いを〕十分に作り為し、美しい衣なるも、〔悪意をもって〕仕掛けられた、死魔の罠のような〔彼女〕を。

そののち、わたしに、根源のままに意を為すこと如理作意:固定概念なく思い考えること)が生起した。〔世の〕危険は明らかと成り、厭離〔の思い〕が確立した。

そののち、わたしの心は解脱した。見よ⸺法(教え)の善き法(教え)たることを。三つの明知は獲得され、覚者の教えは為された。ということで⸺

……ナーガサマーラ長老は…。

注釈【0】