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翻訳【17】

スジャーター長老尼の詩偈

〔装いを〕十分に作り為し、美しい衣で、花飾をつけ、〔身に〕栴檀を振りまいた〔わたし〕は、一切の装飾品に等しく覆われ、奴婢たちの群れに尊ばれる者として〔世に有った〕

そして、食べ物と飲み物を取って、少なからざる固形の食料や軟らかい食料を〔取って〕、家から出て、庭園へと〔歩を〕運んだ。

そこにおいて、喜び楽しんで、遊び戯れて、自らの家へと帰りつつ、〔覚者の〕精舎を見るために、サーケータにあるアンジャナ林に入った。

世の灯火たる方(ブッダ)を見て、〔覚者を〕敬拝して、近坐した。彼は、眼ある方は、慈しみ〔の思い〕によって、わたしに、法(教え)を説示した。

そして、わたしは、まさに、偉大なる聖賢の〔言葉を〕聞いて、真理を正しく理解した。まさしく、そこにおいて、〔世俗の〕塵を離れる法(教え)を、不死の境処を、体得した。

そののち、正なる法(教え)を識知した〔わたし〕は、〔家から〕家なきへと出家した。三つの明知は獲得された。覚者の教えは、無駄ならざるもの。ということで⸺

……スジャーター長老尼は……。

注釈【1】