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翻訳【15】

チャーラー長老尼の詩偈

気づきを現起させて、〔感官の〕機能を修めた比丘尼として、〔わたしは〕寂静の境処を理解した⸺形成〔作用〕:生の輪廻を施設し造作する働き)の寂止という安楽〔の境地〕を。

〔悪魔が言った〕「いったい、誰を、〔師と〕定めて、〔あなたは〕剃髪者として存しているのですか。〔あなたは〕沙門尼のように見えます。そして、〔あなたは〕宗派の者たちを喜びません。迷愚なる〔あなた〕は、どうして、この〔道〕を歩むのですか」〔と〕

〔長老尼は言った〕「これより外の宗派の者たちは、諸々の見解に依存する者たちである。彼らは、法(真理)を識知しない。彼らは、法(真理)の熟知者たちにあらず。

釈迦〔族〕の家に生まれた覚者が、対する人なき方が、〔世に〕存在する。彼は、わたしに、法(真理)を説示した。諸々の見解の超越〔という法〕を⸺

〔すなわち〕苦しみを、苦しみの生起を、そして、苦しみの超越を、さらに、苦しみの寂止に至る、聖なる八つの支分ある道八正道八聖道を。

彼の言葉を聞いて、わたしは、〔覚者の〕教えを喜ぶ者として〔世に〕住んだ。三つの明知は獲得され、覚者の教えは為された。

一切所において、喜び〔の思い〕は打破され、闇の塊は破られた。パーピマント(悪魔)よ、このように知りなさい。死神よ、おまえは存している⸺打ち倒された者として」〔と〕。ということで⸺

……チャーラー長老尼は……。

注釈【1】