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翻訳【21】

第二の涅槃に関係したものの経

このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、サーヴァッティーに住んでおられます。ジェータ林のアナータピンディカ〔長者〕の林園において。また、まさに、その時点にあって、世尊は、比丘たちに、涅槃に関係した法(教え)の講話によって、〔教えを〕見示し、受持させ、激励し、感動させます。ここに、それらの比丘たちは、義(意味)あるものと為して、意を為して、心をもって、全てに集中して、耳を傾け、法(教え)を聞きます。

そこで、まさに、世尊は、この義(道理)を見出して、その時に、この感興〔の言葉〕を唱えました。

「見難きは、まさに、終極なきもの(涅槃)。なぜなら、真理は、見易きものではないからである。〔しかしながら、あるがままに〕知っている者にとって、渇愛〔の思い〕〔あるがままに〕理解されたのであり、〔あるがままに〕見ている者にとって、〔常久なるものは〕何も存在しない」と。〔以上が〕第二となる。

注釈【0】