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翻訳【15】

教師の教えの経

そこで、まさに、尊者ウパーリが、世尊のおられるところに、そこへと近づいて行きました。近づいて行って、世尊を敬拝して、一方に坐りました。一方に坐った、まさに、尊者ウパーリは、世尊に、こう言いました。

「尊き方よ、世尊は、どうか、わたしに、簡略〔の観点〕によって、法(教え)を説示してください。すなわち、世尊の法(教え)を聞いて、わたしが、独り、〔静所に〕隠棲し、〔気づきを〕怠らず、熱情ある者となり、自己を精励する者として〔世に〕住むべく」と。「ウパーリよ、まさに、あなたが、それらの法(性質)を、『これらの法(性質)は、一方的に、厭離のために、離貪のために、止滅のために、寂止のために、証知のために、正覚のために、涅槃のために、等しく転起しない』と知るなら、ウパーリよ、一定して、『これは、法(教え)ではない。これは、律ではない。これは、教師の教えではない』と保持するべきです。ウパーリよ、しかしながら、まさに、あなたが、それらの法(性質)を、『これらの法(性質)は、一方的に、厭離のために、離貪のために、止滅のために、寂止のために、証知のために、正覚のために、涅槃のために、等しく転起する』と知るなら、ウパーリよ、一定して、『これは、法(教え)である。これは、律である。これは、教師の教えである』と保持するべきです」と。〔以上が〕第九となる。

注釈【0】