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翻訳【13】

教諭の経

或る時のことです。世尊は、ヴェーサーリーに住んでおられます。マハー林の楼閣堂において。そこで、まさに、尊者アーナンダが、世尊のおられるところに、そこへと近づいて行きました。近づいて行って、世尊を敬拝して、一方に坐りました。一方に坐った、まさに、尊者アーナンダは、世尊に、こう言いました。「尊き方よ、いったい、まさに、どれだけの諸々の法(性質)を具備した比丘が、比丘尼の教諭者として選出されるべきですか」と。

「アーナンダよ、八つのものがあります。まさに、〔これらの〕(性質)を具備した比丘は、比丘尼の教諭者として選出されるべきです。どのようなものが、八つのものなのですか。アーナンダよ、ここに、比丘が、(1)戒ある者として〔世に〕有り……略……〔戒を〕受持して、諸々の学びの境処において学びます。(2)多聞の者として、所聞の保持ある者として、所聞の蓄積ある者として、〔世に〕有ります……略……〔正しい〕見解によって善く理解されたものとして。(3)また、まさに、両の戒条が、詳細〔の観点〕によって、善く精通されたものとして、善く区分されたものとして、善き行持あるものとして、経〔の観点〕から、付随する特徴〔の観点〕から、善く判別されたものとして、〔世に〕有ります。(4)善き言葉の者として、善き言葉遣いの者として、〔世に〕有ります⸺上品で、明瞭で、誤解なく、義(意味)を識知させる、〔そのような〕言葉を具備した者として。(5)比丘尼の僧団に、法(教え)の講話によって、〔教えを〕見示し、受持させ、激励し、感動させる、〔そのような〕能力ある者として〔世に〕有ります。(6)多くのところとして、比丘尼たちにとって、愛しく意に適う者として〔世に〕有ります。(7)また、まさに、この、世尊を指定して出家した諸々の黄褐色の衣をまとう〔女性〕のための重き法(性質)を、過去に犯したことなき者として〔世に〕有ります。(8)あるいは、〔出家してから〕二十年の者として、あるいは、〔出家してから〕二十年を超える者として、〔世に〕有ります。アーナンダよ、まさに、これらの八つの法(性質)を具備した比丘は、比丘尼の教諭者として選出されるべきです」と。〔以上が〕第二となる。

注釈【0】