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翻訳【19】

盲者を作り為すものの経

まさに、このことが、世尊によって説かれ、阿羅漢によって説かれ、かくのごとく、わたしは聞きました。

「比丘たちよ、三つのものがあります。これらの、盲者を作り為すものであり、無眼を作り為すものであり、無知を作り為すものであり、智慧の止滅あるものであり、悩苦を項目とするものであり、涅槃ならざるものを等しく転起させる、善ならざる思考です。どのようなものが、三つのものなのですか。比丘たちよ、欲望の思考は、盲者を作り為すものであり、無眼を作り為すものであり、無知を作り為すものであり、智慧の止滅あるものであり、悩苦を項目とするものであり、涅槃ならざるものを等しく転起させるものです。憎悪の思考は、盲者を作り為すものであり、無眼を作り為すものであり、無知を作り為すものであり、智慧の止滅あるものであり、悩苦を項目とするものであり、涅槃ならざるものを等しく転起させるものです。悩害の思考は、盲者を作り為すものであり、無眼を作り為すものであり、無知を作り為すものであり、智慧の止滅あるものであり、悩苦を項目とするものであり、涅槃ならざるものを等しく転起させるものです。比丘たちよ、まさに、これらの三つの、盲者を作り為すものであり、無眼を作り為すものであり、無知を作り為すものであり、智慧の止滅あるものであり、悩苦を項目とするものであり、涅槃ならざるものを等しく転起させる、善ならざる思考があります。

比丘たちよ、三つのものがあります。これらの、盲者を作り為さないものであり、眼を作り為すものであり、知恵を作り為すものであり、智慧の増大あるものであり、悩苦を項目としないものであり、涅槃を等しく転起させる、善なる思考です。どのようなものが、三つのものなのですか。比丘たちよ、離欲の思考は、盲者を作り為さないものであり、眼を作り為すものであり、知恵を作り為すものであり、智慧の増大あるものであり、悩苦を項目としないものであり、涅槃を等しく転起させるものです。憎悪なき思考は、盲者を作り為さないものであり、眼を作り為すものであり、知恵を作り為すものであり、智慧の増大あるものであり、悩苦を項目としないものであり、涅槃を等しく転起させるものです。悩害なき思考は、盲者を作り為さないものであり、眼を作り為すものであり、知恵を作り為すものであり、智慧の増大あるものであり、悩苦を項目としないものであり、涅槃を等しく転起させるものです。比丘たちよ、まさに、これらの三つの、盲者を作り為さないものであり、眼を作り為すものであり、知恵を作り為すものであり、智慧の増大あるものであり、悩苦を項目としないものであり、涅槃を等しく転起させる、善なる思考があります」と、この義(道理)を、世尊は説きました。そこにおいて、このことは、かくのごとく説かれます。

「三つの善なる思考(離欲の思考・憎悪なき思考・悩害なき思考)を思考するべきである。また、三つの善ならざる〔思考〕(欲望の思考・憎悪の思考・悩害の思考)を放却するべきである。彼は、まさに、諸々の思考と諸々の想念を静める⸺雨が塵を完破し〔静める〕ように。彼は、まさに、思考の寂止ある心によって⸺彼は、まさしく、この〔世において〕⸺寂静の境処(涅槃)に正しく到達したのだ」と。

この義(道理)もまた、世尊によって説かれ、かくのごとく、わたしは聞きました。ということで、〔以上が〕第八となる。

注釈【0】