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翻訳【12】

サッパダーサ長老の詩偈

わたしが出家した、そののち、二十五年のあいだ、指を弾くばかりのあいだでさえも、心の寂静に到達しなかった。

心の一境性を得ずして、欲望〔の対象〕にたいする貪り〔の思い〕に苦悩する〔わたし〕は、〔両の〕腕を突き上げて泣き叫びながら、精舎から出て行った。

あるいは、刃を持つのだ(自死する)。わたしの生命に、何の義(意味)があるというのだろう。まさに、学びを拒絶している、わたしのような者が、どのように、命を終えるというのだろう。

そのとき、わたしは、剃刀を取って、臥床に近坐した。自己の血管を断つために、〔首筋へと〕完全に導かれた剃刀が、〔わたしに〕存した。

そののち、わたしに、根源のままに意を為すことが生起した。〔世の〕危険は明らかと成り、厭離〔の思い〕が確立した。

そののち、わたしの心は解脱した。見よ⸺法(教え)の善き法(教え)たることを。三つの明知は獲得され、覚者の教えは為された。ということで⸺

……サッパダーサ長老は…。

注釈【1】