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翻訳【17】

チャンダー長老尼の詩偈

かつて、わたしは、悪しき境遇の者として、かつまた、寡婦として、子なき者として、〔世に〕存した。朋友たちや親族たちとは別れ別れになり、〔十分な〕食事や〔身に付ける〕ぼろ布には到達しなかった。

そして、鉢と棒を掴んで、家から家へと行乞しながら、さらに、寒さに〔悩まされ〕暑さに焼かれながら、わたしは、七年のあいだ、〔世を〕歩んだ。

食べ物と飲み物を得る比丘尼をふたたび見て、〔わたしは〕近づいて行って言った。「出家を、〔家から〕家なきへと」〔と〕

そして、彼女は、パターチャーラーは、慈しみ〔の思い〕によって、わたしを〔僧団において〕出家させた。そののち、わたしを教え諭して、最高の義勝義:涅槃)へと駆り立てた。

彼女の言葉を聞いて、わたしは、〔その〕教示を為した。貴婦の教諭は、無駄ならざるもの。〔わたしは〕三つの明知ある者として、煩悩なき者として、〔世に〕存している。ということで⸺

……チャンダー長老尼は……。

五なるものの集まりは〔以上で〕終了となる。

注釈【1】